せっかく魂を込めて書いたブログ記事、「最初の数秒」で離脱されていませんか?
残酷ですが、読者は 私たちが思っている以上に「文字を読むのが面倒くさい」と感じています。
多くの現代人は スマホでスクロールして、真っ黒な文字の塊が見えた瞬間に「ウッ…読むの大変そう」と閉じてしまう。
そこで今回は、最新のAI「Gemini(nanobanana pro等、最新モデル)」を使って、記事の冒頭に「この記事の全体像(地図)」をポンと置く手法を紹介します。
所要時間は3分もかかりません
こんなやつ


ほぼ1発で作れるので、超時短!
デザインセンスは不要。
このレベルの画像生成は全部AIに丸投げでOKです。
なぜ「冒頭の図解」が必要なのか?
前職(公務員)時代、僕は「無意味に長い会議資料」に絶望していました。
「で、結局何が決まったの?」という結論にたどり着くまでに、何ページもめくらなきゃいけない。



あのストレス、本当に無駄
ブログも同じです。
読者は「自分の悩みを解決する答え」を求めてアクセスしてきます。
冒頭で、
- 結論(答え)
- 記事の構成(道筋)
これを視覚的に見せてあげること。
つまり、「これからこの山を登るけど、ルートはこうで、頂上にはこんな景色があるよ」という地図を先に渡してあげる感じです。
これがあるだけで、読者は安心して読み進める(スクロールする)ことができます。
Geminiを使った「図解生成」の手順
ここで、 2025年12月時点で 実際に私がやっている手順を解説します。
使うのはGoogleの「Nano Banana Pro」(正式名称:Gemini 3 Pro Image)です。
正直、以前のモデルまでは画像内の日本語が「謎の宇宙語」のように文字化けしてしまい、ブログでは使い物になりませんでした。
しかし、2025年11月20日に「nanobanana Pro」が登場してから日本語の出力品質が格段に向上しています。
この「文字入れ精度の進化」により、ブログでも便利に使えるレベルに。
手順1:記事を書き上げる
まずはいつも通り、記事を執筆してください。
下書き段階でOKです。
手順2:Geminiに「プロンプト」を投げる
ここが一番のポイントです。
記事の本文をコピーして、以下のプロンプト(指示文)と一緒にGeminiに入力します。
Geminiの右下のモデルは「思考モード(3 Pro 搭載)」を選んでください。


今のAIは頭が良いです。
プロンプトはざっくりでも十分いけると思います。
(とりあえずやってみることが大事)



今回、以下のプロンプトで生成
【プロンプト例(コピペ用)】
次の内容でブログを公開します。
(ここに本文を貼り付け)
リード文の後に、記事全体像を図解で提示し、読者の離脱を防ぎたい。
最適なインフォグラフィックを1枚生成してください。
▼条件
情報をわかりやすく視覚化(タイトル/主要要素/関係性)
白背景+明るめ配色(青やグレー基調)
フラットデザイン
日本語で、文字化けしないように注意して
※配色は自分のブログのメインカラーに合わせて「オレンジ基調」などに書き換えてください。
手順3:生成された画像を配置する
数秒待つと、Geminiが記事の内容を理解し、要約した図解(インフォグラフィック)を生成してくれます。
数十秒で生成


文字が間違っていたり、デザインが気に入らなければ、「もう少し要素を減らして」「〇〇が間違っているから修正して」などと自然言語で指示すればOK。



今回は「修正なし」と判断しました
実物はコチラ


完成した画像を保存し、ブログのリード文の中の最適な位置に配置します。
実際の効果(ぶっちゃけベース)
導入してまだ日が浅いのと、一部の長文記事にしか利用していないので、厳密な数値的な変化はわかりません。
ただ、「肌感覚」と「作業効率」の面では、すでに明確な変化を感じています。
1. 読者への「圧」が減った(肌感覚)
文字ばかりの記事はどうしても「うっ…」となる圧迫感があります。
図解を入れることで、多少は緩和されたと思います。
(あわせて、SWELLの装飾や囲みなども併用)
2. 図解作成の時間が「ほぼゼロ」に(確実な事実)
こっちが本音のメリットですが、時短効果が凄いです。
- Before: Canvaを開いて、素材を探して、配置して、色を調整して…
(こだわりだすと30分〜1時間) - After: 記事を貼り付けてプロンプトを投げるだけ
(約3分)
ブログ運営で一番大事なのは「記事の中身」を練ること。
図解作成という「作業」をAIに丸投げできたことで、思考やリライトに使える時間が圧倒的に増えたと思います。
まとめ:まずは「70点」の図解でいい
完璧な図解を作ろうとすると、手が止まりますよね。
でも、Geminiで作った「そこそこの図解」があるだけでも、真っ黒なテキストだけの記事より数倍マシだと思います。
読者が求めているのは「芸術的なデザイン」ではなく、「わかりやすい情報」
今回の手法なら、「とりあえず図解がある状態」は一瞬で作れます。
まずはダメ元で試してみてください。
「あ、これで十分じゃん」と思えるかもしれません。
それくらい、AIは進化しています
といったところで、今回はこのあたりで。











