【ブログ構築ドキュメンタリー】8/7 有料テーマを適用しました。今後、少しずつデザインを整えていきます。

【実録/2つのプラグイン】「WPForms」でお問い合わせフォーム設置。「WP Mail SMTP」で通知メールが届かない問題を解決

前回記事(初期プラグイン設定3回目)では基本的なセキュリティ対策をとりました。

今回は最後のステップ、 WPForms(無料版でOK /正式名称:Contact Form by WPForms) でお問い合わせフォームを設定していきます。

この記事でわかること

お問い合わせフォームの設置方法
独自ドメインメール取得・自動返信メール設定を含む

今回の方法は「自動返信メール」が届かない…」というトラブルも避けられます

導入マップ
今回の位置づけはこちら

当サイトでは 正式名称:Contact Form by WPForms は長いので、以降 は WPFormsと表記します
(設定画面などでもWPFormsの表記が多いです)

今回使うプラグイン

  1. WPForms
    • ドラッグ & ドロップの簡単操作でお問い合わせフォームを設定
  2. WP Mail SMTP
    • お問い合わせフォームからの通知メールが確実に届くようにする

ブログを始めたばかりの方にとって、「お問い合わせフォームって本当に必要?」と思うかもしれません。
正直、日常的に問い合わせが来ることは少ないかもしれませんが、設置しておくこと自体に大きな意味があります。

  • 信頼性アップ
    • フォームがあるだけで「運営者がきちんと存在している」という安心感
  • 案件獲得のチャンス
    • 広告主や企業からの連絡窓口として使われることも多い
  • 安全性の確保
    • メールアドレスを公開せずにやり取りができる
  • Google AdSenseを将来的に申請するなら ほぼ必須
    • 広告の一種。個人的には今は使用していないが、ブログ初心者が「月に数千円~数万円程度の収益を狙う」なら選択肢の1つになり得る

では、以下の流れで順番にご紹介していきます。

今回もキャプチャ画像たっぷり

目次

WPForms の導入

WPFormsの特徴(できること)

まず大枠を押さえましょう。
こんなイメージを持っておけばOKです。

WPForms の概要

  • ドラッグ&ドロップで簡単にフォーム作成
    • コード不要で、初心者でも直感的に問い合わせフォームを作れる
  • 豊富なテンプレート
    • すぐ使える雛形あり
  • Google reCAPTCHAと連携可能
    • スパム対策もOK
  • SWELL公式推奨プラグインとして紹介
    • 相性の良さ◎

プラグイン追加(WPForms

では、実際に導入していきます。
画像に沿って設定すれば、基本的な問い合わせフォームが完成します
(必要に応じ、あとでアレンジもできます)

プラグイン→プラグインを追加

Contact Form by WPForms」と入力し検索。→今すぐインストール

有効化

まず、テンプレートでざっくりフォームを作成

WPForms→Add New Form

はじめる

「お問い合わせ」と入力し「完了」

「簡単なお問い合わせフォーム」を選び、「テンプレートを使用」

完了

ここでは一旦、「完了」
(あとで調整します)

「お問い合わせ」と入力し「はじめる」

チャレンジを終了する

固定ページを表示

この後 調整が必要ですが、とりあえずは形になりました

ダッシュボードに戻って、「固定ページ」→「お問い合わせ」

スラッグ「お問い合わせ」となっている個所をクリックし「contact」と小文字で入力
(これをしないと、URLが乱れます)

【参考】スラッグの箇所がクリックできない場合
※クリックで開きます

ダッシュボード「設定→パーマリンク」と進みます。
「投稿名」にチェックをつけて「変更を保存」でOK

参考(過去記事)

パーマリンク設定:該当箇所を表示

contactと入力したら、「保存」

詳細設定・テスト

ここからは各種、詳細設定を進めます。
今回の作業でココが一番大変ですが、真似して進めれば 簡単にできると思います

頑張って乗り越えましょう。

スパム対策:「Google ReCAPTCHA」を設定

ここで、スパムメールの対策を行います。

Google ReCAPTCHA(リキャプチャ)とは
  • スパムや自動送信を防ぐ仕組み
    • 問い合わせフォームやコメント欄に、ロボットが迷惑メッセージを送らないようにしてくれる
  • 人間かロボットかを判別するツール
    • 「私はロボットではありません」のチェック(v2)や、最近では見えない形で自動判定してくれるタイプ(v3)もある
    • 一長一短あり、好みですが 当ブログではv3を導入
  • 無料で使えて WPFormsと簡単に連携可能
    • 設定しておくだけで、迷惑メール対策がぐっと強化できる

では、設定に移ります。

Google ReCAPTCHAの公式サイトへアクセス→「使ってみる」
(「使ってみる」をクリックすると無料のreCAPTCHA Essentialsの設定画面に移動します。)
(Essentialsでは月に最大 10,000 件の評価できます。個人のブログ運営であればこれで充分なのでこれでOK)

  • ラベル:サイト名を入力(自分がわかればOK)
  • reCAPTCHA タイプ:v3
  • ドメイン:ドメイン名を入力
    (「https://」の部分は入力しない)

入力が終わったら、「送信」
(初めて利用する場合は、「利用条件の同意」や「アラートをオーナーに送信」のチェックボタンがあるかもしれません。その場合はいずれもチェックを入れて「送信」)

サイトキーシークレットキーが発行されます。

この後すぐに使います。
コピーできるようにページを開いておいてください

ダッシュボードを開き、WPForms → 設定

「CAHTCHA」のタブを開き、「reCAHPTCHA」を選択

タイプは reCAPTCHA v3 を選択。
サイトキーシークレットキーの欄に先ほど発行したものを貼り付けます。

その他はデフォルトのままでOK。

設定を保存

WPForms → すべてのフォーム → お問い合わせの「編集」

reCAPTCHAを選択し、OK

右上に「reCAPTCHA 有効」と表示されればOKです。

試しにお問い合わせフォームを表示してみます。
右下にreCAPTCHAマークが表示されれば設定が完了です。

フォームを微調整

フィールドの「名前」の箇所をクリック

  • ラベル:お名前
  • 説明:お問い合わせされる方のお名前をご入力ください。

など、適宜 追記修正してください。

同じ要領で、「コメントまたはメッセージ」となっている個所を「お問い合わせ内容」に修正し、説明文を入れていきます。

通知設定【独自ドメインメールを取得し「WP Mail SMTP」も設定】

通知設定では フォーム入力者管理者(自分)自動で送られる通知メールの設定ができます

ココは少しわかりにくいかもしれないので、先に完成形を載せます。
用語の意味合いも記載します。

確認しながら設定してみてください

完成形

「通知設定」
用語の意味 & 設定方法
  • 送信先メールアドレス:フォーム送信があったときに「誰に通知メールを送るか」を指定
    • 初心者のつまずきポイント「自分に送るのか?相手に送るのか?」ここは“通知を受け取る人”を指定する欄
オススメ設定

自分(管理者)のメールアドレス」と「サイト訪問者が入力したメールアドレス(Field #2 メールアドレス など)」の両方を指定

【参考】「Field #2 メールアドレス」= {field_id=”2″} の正体
※クリックで開きます
【参考】「管理者のメールアドレス」={admin_email} の正体
※クリックで開きます

ダッシュボード「設定」→「一般設定」から確認できます。


  • メール件名:通知メールのタイトル
オススメ設定

お問い合わせありがとうございます


  • フォーム名:どのフォームから送信されたかを自動で反映可能
    (複数のフォームを運営している場合、ここで仕分けできる)
オススメ設定

サイトに1つのみの場合は、サイト名でOK


  • 送信元メールアドレス:「通知メールが誰から届いたように見えるか」を指定
    • 初心者の誤解ポイント「ここに相手のメールアドレスを入れる?」違います!
    • ここは独自ドメインのメールアドレスを使うのが基本

GmailやYahooメールなどのフリーメールを使うと「なりすまし」と判断され、迷惑メール扱いになりやすいです。
(問い合わせした方に通知メールが届かない原因に繋がります)

オススメ設定

独自ドメインメールを使う重要
:〇〇〇@abcd.com

(※独自ドメインメールアドレスの取得方法:後述

独自ドメインと異なる
メールアドレスを入れると
このような表示が出るはず

そこで WP Mail SMTPをというプラグインを後ほどインストールします。
(これにより通知メールがSMTPサーバーを経由して送信され、しっかりと届くようになります。)
(なお、画像の箇所にあるテキストリンクからインストールすると英語版になってしまうはずです。ダッシュボード「プラグイン」→「プラグインを追加」からインストール推奨)

SMTPサーバーとは?

メール送信に特化したサーバー

→そのため、「迷惑メール扱い」されません

まずは独自ドメインメールを取得します。
その後でWP Mail SMTPを設定へ。

【簡単】「独自ドメインメールアドレス」の取得手順
(ConoHa Wingの場合)
※クリックで開きます

ConoHa Wing(メールアドレス作成方法)に手順は書かれていますが、以下の通りです。(簡単

上部メニュー「WING」を選択したうえで
「メール管理」→「メール設定」→「+メールアドレス」

「メールアドレスにしたい文字列」と「パスワード」を入力し、保存
(ここで設定するパスワードは、後ほどWP Mail SMTPの設定で入力が必要となります)

これで「自分のドメイン」のメールアドレスが取得できました。

WP Mail SMTP のインストール & 設定 重要
※クリックで開きます

プラグイン→プラグインを追加→「WP Mail SMTP」と入力→「今すぐインストール」

有効化

(このセットアップウィザードはわかりづらいので、)ダッシュボードに戻る

WP Mail SMTP→設定→一般

  • 送信元メールアドレス:(先ほど取得した)自分のサイトのドメインメール
  • 送信元メールアドレスを強制使用:チェックを入れる

(↓続きます)

  • 送信元メールアドレス:(先ほど取得した)独自ドメインメール
  • 送信者名:サイト名などでOK
  • 返信パス:オン
  • メーラー:その他のSMTP
  • SMTPホスト:mail〇〇.conoha.ne.jp
    【ConoHa Wing管理画面(「メール管理→メール設定→メールアドレス詳細」から「SMTPサーバー」を確認】
スクロールできます

SMTPホストの確認方法はこんな感じ

  • 暗号化:TLS
    (TLSは暗号化技術の一種。SSLの後継規格で現在はTLSが標準。ConoHa WingはTLS対応)
  • SMTP ポート:587
  • 認証:オン
  • SMTP ユーザー名:(先ほど取得した)独自ドメインメール
  • SMTP パスワード:独自ドメインメールを設定した際のパスワード

最後に「設定を保存」を押しせばWP Mail SMTPの設定は完了


  • Reply-To(返信先):管理者が通知メールに返信したときに、どこへ届くかを指定する欄
オススメ設定

フォーム入力者のメールアドレスフィールドを指定
(例:Field #2 メールアドレス を選んでおけば、問い合わせに返信するだけで相手に届く)


  • メールメッセージ:通知メールの本文に何を表示するかを決める欄
オススメ設定

お問い合わせありがとうございます。(本メールは自動配信メールです。)確認後、改めてご連絡させていただきます。{all_fields}
補足{all_fields} を入れると、送信者が入力した内容がすべて反映されるので便利)

最後に右上にある「新規通知を追加」を押す。

ちなみに…先ほどの表示はこのように変わるはずです。

スクロールできます

独自ドメインメール & WP Mail SMTP
設定前

独自ドメインメール & WP Mail SMTP
設定後

お疲れ様でした!

確認設定

確認設定では 送信完了ページ表示される内容を設定できます

設定→確認→確認メッセージの欄へ

お問い合わせありがとうございます。追ってご連絡させていただきます。

みたいな感じで入力したら、「保存」をクリック

テスト送信してみる

作成した固定ページのURL(〇〇.com/contact)にアクセスして、表示を確認します。

各入力フォームに適当に入力し、「送信」
(メールアドレスはご自身の普段よく使うメール等でいいと思います。)

送信後、このような表示(確認設定で登録した内容)が表示されればOK。

次は、自動配信メールが届くか確認します。

問い合わせフォームにテスト入力したメールアドレスの受信トレイにいき、メールが届いているか確認します。

先ほど取得した独自ドメインメールから届いていればOK

設定した内容が反映されているので、これでOK

サイトに表示させる

最後にサイトの下部に問い合わせフォーム(作成した固定ページ)を表示させます。

フッターメニューを作成

「外観」→「メニュー]

メニュー名に「フッター」と入力し、固定ページ「お問い合わせ」にチェックをつけ、「メニューに追加」

メニュー構造に「お問い合わせ(固定ページ)」が追加されたのを確認し、メニュー設定の「フッター」にチェックを入れ「メニューを保存」

これで完了です

「ライブプレビューで管理」を押すとプレビューを確認できます。

これで全て完了です

最後に

お疲れ様でした!
これで、全4回にわたる「初期設定プラグイン」の導入が全て完了しました。

とりあえず ここまでやれば、記事を書き進めていけばよいかと思います。

今後、適宜 必要に応じプラグインを追加してください。
(とはいえ プラグインの入れすぎは不具合の原因に。必要最低限にとどめるのがオススメ)

今後、本格的にブログで稼いでいくなら、バックアップ プラグイン(BackWPupなど)は入れたらよいとは思います。別途、機会があれば記事にします。

この段階まで来るのが大変」ブログを挫折する方が大勢おられます

まずは大きなステップを突破
(勝手にそう思ってます
本当にここまでお疲れ様でした。

ここからは、コンテンツ作り(戦略策定・記事執筆)に時間を割きましょう!

今回はこのあたりで。

\本気で「ブログで稼ぎたい」人にオススメ/

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この記事を書いた人

富山県在住の30代、2児の父。
ブログで月収7桁を複数回達成。
「ツタエル富山~Z家の日常~」を運営。
2024.3に脱サラしました。

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